宗旨替え

自らの選択ミスにより、逆恨み的に家庭用ゲーム機(コンシューマ機)に憎しみを持ったおじさん。その思いはパソコンゲームへと向かいそして…。

というとこまでだったような。

結局のところ、中学2年生までビデオゲーム的なことにはあまり触れずにいたのだけれど(前述のとおり、友人に遊ばせてもらったことはある)、そこで頭がおかしくならなかったのは、TRPGに出会っていた、というのもある。

おじさん13歳寸前の頃、コンプティーク誌にて「ロードス島戦記」のリプレイ連載が始まったのだ。そこで使用されたのが「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(D&D)。このタイミングでの連載は、D&Dベーシックセットの日本語版が発売されたこととも関係しているのだろう、おそらく。

で、それを友人から教わったおじさん、即、銀座某店にて「D&D」を購入、TRPGプレイヤーとしてデビューするのであった(身内のお遊戯のようなものだけど)。

「D&D」を楽しみ、漫画や小説も読みふけり、パソコン雑誌まで嗜むという生活を送る若きおじさん、ついに運命の一本に巡り合うことになった。

それは「ウィザードリィ」。おじさんをパソコンゲーム世界へと導くこととなった1本である。