飢え:その2

昨日書いた兄のパソコンの件、ちょっと気になったので値段を調べてみた。

最初に買ってきたのはPC-6001。当時の価格だと86000円ほど…だと…?思ったほど高くないけど、40年前の価値だから結構な値段だな…。

PC-6001が初めて我が家に来た時のことは今でも覚えている。

RF端子(といってももはや知ってる人もそんなにいないだろうけど)で接続するのだけど、専用モニタなど当然なく、余っている白黒テレビのRF端子にくっつけて動かしていたのだ。それでもプログラムリストを入力すると白黒画面に線やドットで描かれたキャラクター(と言っても無茶苦茶単純な形のもの)が動く姿には感動したものだ。

で、そこから1年経たないうちにMZ-1200に買い替えてたけども、こいつの値段が148000円…え…?それ自分の金じゃないよね…?にーちゃん?

まあ、ご相伴させていただいたので細かいことは言いっこなしだけど…。

とにかく、そのようなパソコン遍歴があったものの、やりたいゲームができるわけでもなく、家庭用ゲーム機が登場するまで悶々とするのであった。

ちなみにおじさんがオタクの道を進むことになったのもこの兄の影響が大きい。それだけでかなりの長文イケちゃうのでそれはまたどこかで。

そして運命の1983年が訪れる。