刺さり続ける棘

YouTubeサンライズチャンネルにて「無敵超人ザンボット3」17話が配信されている。

これと18話は幼少期(幼稚園児)のおじさんの心に突き刺さり、今でも抜けずにいる深い棘なのだ。

ザンボット3の人間爆弾エピソードを取り上げる際によく言われるのが「子供に見たらトラウマになる」という言だけど、おじさん的には人間爆弾こわい!程度の恐怖は感じていたもののトラウマ…というほどではなかった。

棘の正体、それは「よくこんなひどい話を思いつけるな…」という畏怖と感動が入り混じったものであり、それはそのまま「冨野由悠季(喜幸)」なる人物への今でも変わらない評価につながっていく。

幼稚園児であるからして、監督や脚本家について詳しかったりするわけではないはずなのに、不思議なもので、ザンボット3を機にほかの冨野作品(再放送された「海のトリトン」含む)になぜか自然と触れていくのであった。

これもまた深く刺さった棘の導きなのだろうか。